フォイヤーシュタインの媒介学習体験

 『媒介学習体験』とは、イスラエルのルーベン・フォイヤーシュタイン博士により「どんな困難があろうと人は変わることができる」という信念のもとに作られた教育手法です。


 「認知機能」とは、知覚や記憶、学習、そして思考というような、いくつかの個人の基礎的な機能のことです。あるできごとから、どのように状況や情報を自分にインプットし、頭の中で処理し、それを言葉や行動などでアウトプットするか?ということを細かく見ていくことで、認知機能の中で得意なことや不得意なこと、まだ未発達であること、あるいは育っているのに効果的に使うことができていないこと、などがわかります。


 『媒介学習体験』では、子ども自身が課題を通して、課題解決のためにはどの選択がより適切なのか?など、自分の考え方ややり方を客観的に捉えていけるよう、大人が明確な意図やねらいをもって子どもにかかわっていくことで(このことを「媒介」と言います)子ども自身の気づきを導き、認知機能の発達を促していきます。


 フォイヤーシュタインにはIE(Instrumental Enrichment)という認知機能を強化するための教材があります。「点群の組織化」「比較」「分類」など14種類があり、IEを媒介するための資格を得た媒介者がいれば、子どもから大人まで、どなたでも取り組むことができます。

 また、より具体的で生活に必要な知識や言葉、人の感情などを扱うIE-BASICという教材もあります。IE-BASICには「点群の組織化(BASIC)」「共感からから行動へ」「ひとつからグループへ」など11種類があります。


 ぽっとでは子どもの興味や発達に応じ、市販や手作りの課題も併せて使いながら、『媒介学習体験』の手法をベースにおいて、子どもたちの教科学習の基盤となる認知機能の発達が促されていくよう支えています。


 文字で説明すると難しい印象を持たれるかと思いますが…ぽっとに来てくれる子どもたちは、ぴかっ💡とひらめく瞬間や、自分なりの作戦をたてて課題に挑戦すること、そして「できた!」の瞬間を楽しんでくれているようです。

 上の写真は、生前のフォイヤーシュタイン博士と、媒介学習体験を受ける男の子、そしてフォイヤーシュタイン・トレーニング・センター・ジャパン(神戸市垂水区)の芦塚英子先生。(写真掲載の許可は頂いています)

フォイヤーシュタイン・トレーニング・センター・ジャパンのチラシと、HPのリンクはこちらです。

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