学習内容

今の状態像に必要かつ次のステップに進むために必要な内容を的確に見極め、働きかけていく最適なツールとして「フェルデンクライス・メソッド(身体を通したまなび)」と「FIE(フォイヤーシュタイン認知強化教材)」を中心に、様々な教材教具を用いたり、実際に身体を動かしたりしながら個別に学習を組み立てていきます。


*ある日のAさんの学習内容

からだ(ボディ・マップづくり)…フェルデンクライス・メソッドの手法を取り入れ、自分の身体に意識を向けて頭の中のボディ・マップを作っていきます。

点群の組織化-BASIC…FIE -BASIC(フォイヤーシュタイン認知強化教材-BASIC)の一つです。ぱっと見るだけでは意味がないように見える点の集まりを、線を結ぶことで形を作り意味を見出していきます。また根拠をもって効率よく見つけるための方略を話し合います。

数(具体物を使って)…「6は2個ずつまとめると3グループ」「6は3個ずつまとめると2グループ」というように、まとめる数とグループ数は変わっても合計数は変わらないことなどを、実際に自分で具体物を操作してグループ分けをしながら学んでいきます。「一つからグループへ」というFIE(フォイヤーシュタイン認知強化教材)につなげていく前段階のステップとして行います。

振り返り…今日の学習について振り返りながら言葉の確認をしたり、今日の学習で気づいたことなどを確認したりします。学習のポイントを再度押さえ、次回の学習につなげるための大切な時間です。


*ある日のBさんの学習内容

からだ(ビジョン・トレーニング)…黒板の文字を写したり教科書の文字を読んだりすることがスムースにできるよう、寄り目や追視などの練習をします。

トライチャンネル…FIE -BASIC(フォイヤーシュタイン認知強化教材-BASIC)の一つです。様々な形の木の型を触ることで、どの形、どんな形なのかを当てます。正方形なのか長方形なのか?円なのか楕円なのか?触覚から得た情報を頭の中でイメージすること、形の特徴を捉え自分なりの言葉で説明することなどを行います。

宿題…学校から出された宿題をする時間です。

お楽しみ…この日のお楽しみは、自分で考えたゲームを一緒にすることに決定。カードゲームやアナログゲームなどを選択することもあります。

ふりかえり…今日の学習について振り返りながら言葉の確認をしたり、今日の学習で気づいたことなどを確認したりします。学習のポイントを再度押さえ、次回の学習につなげるための大切な時間です。


*ある日のCさんの学習内容

お話…学習内容を一つ一つ丁寧に確認したり、何気ない話をしたりしながら、学習へ向かう気持ちを整えていきます。

点群の組織化…FIE(フォイヤーシュタイン認知強化教材)の一つです。BASICより、さらに抽象的な概念、論理的に考える力が必要となります。

なぞなぞ…FIE -BASIC(フォイヤーシュタイン認知強化教材-BASIC)の一つです。日常でよく目にするものの特徴や属性を言い当て、具体的な知識を養います。見てわかる共通点による分類だけでなく、何のために使うのか、どんな場面で使うのかなど、ものの機能を考えることで、より抽象的な共通点を見つけていきます。

ふりかえり…今日の学習について振り返りながら言葉の確認をしたり、今日の学習で気づいたことなどを確認したりします。学習のポイントを再度押さえ、次回の学習につなげるための大切な時間です。


“まなび”=「感じる・気づく」+「結びつける・考える」+「伝える・行動する」


私たちは、子どもの「まなぶ仲間」として寄り添いながら、必要な時に必要な分、必要なことを示していきます。

子どもが安心して「試行錯誤=失敗、やりなおし」ができるように。

そして“まなぶ楽しさ”“自分でできる喜び”を感じられる様に。

“まなび”を通して、子ども自身の選択肢を増やし、その場その場に応じてよりよい選択ができる力を伸ばしていきます。