『自閉症の特性理解を大切にしたライフステージに応じた支援〜今できることを考える〜』
NPO法人ぐりぐり(放課後等デイサービス・ピピ)と自閉症eサービス@山口の共催で行われた、標記に講座に参加してきました。
講師の中山さんは、アメリカに留学しTEACCHについて学んで来られたそうです。
久々の座学(しかも3時間!)に、若干の不安もありましたが💦
幼児期から成人期、それぞれのステージでの支援について、長年の豊富な実践事例と分かりやすい説明で、あっという間に時間が過ぎました。
その中で、専門家と親(養育者)との関係についてのお話がありました。
親をCo -Therapist(専門家と協力する、共同療育者)と位置づけ
お互いの立場と強みの違いを確認し、相互に尊敬しながら協力し合う
関係を作ることが大切。
中山さんは専門家の強みと親の強みについて、次のように説明されました。
「専門家」…専門知識がある。いろいろな自閉症の方との関わりの経験がある。
「親」…自分の子ども自身や経歴について詳しい。子どもの将来のことを誰よりも考えている。
今回の講座では、私(まつうら)は、当事者の家族(親)という立場で参加しました。
なので「親の強み」の話を聞いて
もっともっと自分の「強み」に自信をもっていいんだ!
と素直に嬉しく思いました。
そして「相互に尊敬しながら協力し合う関係」←ここ大事!!
もちろん、本人の「強み」もしっかり共有していく必要がありますよね。
(「も」というか、むしろこっちが中心)
なんせ、子どもの人生は子どものもの。
いつか親はいなくなります。
自分の人生の主人公として、
自分のことはすべて自分のこととして、
人生を生きていく必要があります。
自分が好きで
人が好きで
自分らしく
生きていってくれたら最高です^ ^✨
親としての「強み」を生かせるよう、
子どもの「強み」を最も生かせる立場にいられるよう、
子どもともっともっとわかり合いたいと思いました。
そしてもう一つ、「まなび舎ぽっとの まつうら」として思ったこと。
それは、ぽっとの役割です。
今回の講座では、
当事者の方を中心とした人的物的環境を長いスパンでどのように整えていくか?
というのが主な内容でした。
そんな中で
ぽっとが最も得意とすること、できること。
それは当事者の方への直接的なアプローチ。
当事者の方(子どもたち)本人の
様々な「気づき」を
丁寧にすくい上げて
「まなび」として結びつけていくことは
子どもたちが
自分の強みを知る、増やしていく
そしてそれを
自分自身で選んで伝える、行動する
につながるんだな、
それが「まなび舎ぽっと」の役割のコアなんだな、
と全体の中の部分としての「ぽっと」の役割について
自分の中で整理がつきました。
最後にいきなり 息子のコメント集✨
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その① 小5くらいの時。
何か忘れたけど、息子について私が何か言った後で
「さすがママ。よく分かってる。
俺たちも10年の長い付き合いだもんね。」
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その② つい先日。
漫画が原作のドラマ「聖☆おにいさん」にはまった息子。漫画好きの母はなんと「聖☆おにいさん」を持っていた!屋根裏から漫画を出してそっと置いておいたら案の定どハマりして、一言。
「いやあ、俺たち、漫画の趣味が合うね。」
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きっと一生懸命考えた褒め言葉なんだろうなあ、と
時々思い出し笑いをしてしまいます(≧∀≦)
親バカネタ失礼しました!
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