イスラエルでの出逢い

丁度
日本とイスラエルは7時間の時差があり
現在は14日の朝6時です。

昨日 フォイヤーシュタイン協会で新刊の発表レセプションが開かれました。
写真は レセプションの中で
披露された演奏風景です。

手前に見える大きな頭は
フォイヤーシュタイン博士の息子の
ラフィー・フォイヤーシュタインさんです。
現在のフォイヤーシュタイン協会の代表者です。

演奏者の方々は
スペシャルニーズのある方々です。
こちらでプロとしての活動をしておられるとのことでした。

ボーカルのお二人は視覚に障害があり
移動は仲間が手引きをしておられました。

演奏が始まると
会場の誰ともなく歌い出し、
いつの間にか全員で声を合わせて歌っていました。

ボーカルの女性の声は
透き通り心の奥底に響く美声でした。
彼女の歌声を聴いていると
私が現役の教員だったころ
盲学校で担任をした
kさんのことを思いだし
涙がこみ上げてきました。

kさんもとても歌がうまく
よく一緒に歌を歌ったものです。

交流先の学校の音楽発表会に参加して
ジュピターの歌い出しを
ソロで歌わせてもらったこともありました。

その後
kさんは
本人ではどうしようもない
荒波に飲み込まれ
歌うことすらできない状態になり
心配していました。

でも
本人、ご家族の頑張りと
やはり支えてくれる
人との出会い
によって
今では
「今日はカラオケ大会。歌っちゃいましたー!」
と明るい知らせが届くようになっています。



地球の反対側で
kさんに思いを馳せるなど
考えてもいませんでした。

レセプションの中で
ご挨拶をされていた
精神科のDrは
所々涙ぐみながら
お話しをされていました。
どうも
ご自身にLDがあり
子供の頃、大変ご苦労されたようです。
でもフォイヤーシュタイン博士との出逢いで
大きく人生が変わっていったということでした。
(と後で、芦塚先生から聞きました(笑))


人は
出逢いによって
人生が大きくかわっていく

たまたま
セミナーに参加した私が
たまたま居合わせた
フォイヤーシュタイン協会の
レセプションでの
出逢いで
改めて思ったことでした。










まなび舎ぽっと

特別なニーズを必要とする 子ども自身が 自分の一番の 理解者・支援者に なるように 学校現場で培った 経験と専門性を活かして 一人一人の “まなびの芽” を育てます。 お問い合わせ先   090−7120−8504(代表)   〒690−0815 島根県松江市西持田町362−108  ✉︎ manabi8potto@yahoo.co.jp