レイの複雑図形 からの 鬼滅の刃 蝶野しのぶ

上の写真は「レイの複雑図形」です。
一般的に視覚認知や視覚記憶の検査に用いられているアセスメントツールです。

でも
よーくよくみると
実は紙面の隅っこに
フォイヤー博士のマークが記入されています。

実は
これは
「LPAD(潜在的学習向性評価法)」の中の
1つの検査項目
「レイの複雑図形」です。



フォイヤーシュタインには
「LPAD」というアセスメントツールがあります。
「LPAD」は
ダイナミックアセスメントとわれ
その子の潜在的な可能性を見つけ出すアセスメントツールです。



先日
支援学級在籍の生徒さんに
「レイの複雑図形」を実施しました。

検査方法はネットでググっていただいて

ここでは
その生徒さんの変容をお伝えしよう思います。
上の写真は
自分なりの方法で記憶し描いた時のもの。

そして下の写真は
私と一緒に
覚えやすい方法を考えたり、
覚えやすいであろう方法を伝えてたりした後に
記憶して描き
さらに
30分後 記憶を辿って描いたものです。
随分とかわったでしょー!!
すごいですよねー

LPADはその子の潜在的な可能性を見つけるアセスメントツール。

一般の「レイの複雑図形」との違いは
検査途中に
一緒に覚えやすい方略を考えたり、伝えたりしたし
(=媒介
*詳しくはフォイヤーシュタイントレーニングセンターを覗いてみてね)
その後の変化を含めて評価をするところです。



一番変化に驚いていたのは
アセスメントを受けた生徒さん

「覚えられた」
と感慨深そうに小さな声で呟いてました。

その後、
図を覚えた方法を振り返り
その方法で難しい漢字を覚えてみることにしました。

難しいといえば・・・・
只今、大人気の漫画。
漢字で書いてみたかったそうです(*´艸`*)

どの子も潜在的な可能性を秘めています。
そのことを周囲の大人が
気づくことはもちろんですが

その可能性に
子ども自身が気づき
自分の考え方に気づいたり
他の考え方に気づいたり
より良い方法を
選択したらよいことに気づいたり


「自分ってこんな感じなんだ!!」
「あーこうすれば良いんだ!!」
自分のことを理解し
自分を自分で支援できるようになってほしい

そんな願いを持ちながら

“鬼滅の刃”を読まなくっちゃ話にならん!!と
電子書店で大人買いを企んでいる
今どき大人のゆうこです(*´艸`*)

今週末はいよいよ ほっと初のイベント参加です。
お時間のある方、是非お越し下さいませ。
どなたでも無料でフォイヤーシュタインの体験を
ちょっとだけですが・・していただけます。

私たちが大切にしている“媒介学習体験”を
みなさんにお届けできるといいなと思っています。

お待ちしていまーす。

まなび舎ぽっと

特別なニーズを必要とする 子ども自身が 自分の一番の 理解者・支援者に なるように 学校現場で培った 経験と専門性を活かして 一人一人の “まなびの芽” を育てます。 お問い合わせ先   090−7120−8504(代表)   〒690−0815 島根県松江市西持田町362−108  ✉︎ manabi8potto@yahoo.co.jp