行ってきました、MIM(ミム)ーッ
大好きなイッテQ風に始めてみました〜^ ^
さて今回わたくしが参加してまいりましたのは
神奈川LD協会の主催する
『はじめようMIM:読みにつまずきのある小学校低学年を対象にした具体的な指導』
MIMを開発した特総研の海津先生、MIMを実践し広く発信している小学校教諭の栗原先生が講師でした。
「MIMって確か、読みの苦手な子どもに、拗音促音などの特殊音節の指導をするやつだ。」
くらいの意識で参加してきた私ですが
その思い込みを、くるりんぱとひっくり返されて帰ってきましたよ^ ^
MIMとは
多層指導モデル(Multilayer Instruction Model)。
①通常の学級において、異なる学力層の子どものニーズに対応した指導・支援をしていこうとするモデルである。
②特に、子供が学習につまずく前に、また、つまずきが深刻化する前に指導・支援を提供してい事を目指している。
海津亜希子(2010)多層指導モデルMIM読みのアセスメント・指導パッケージ 学研教育みらい より
海津先生は、長年多くのLDの子どもたちと関わる中で、LDの子どもたちが大きくつまずいた時にやっと支援が始まることにジレンマを感じ、
つまずく前に、何かできないか?
通常の授業の中に盛り込めるないか?
少しの困り感の子どもも同時に救えないか?
と、MIMを開発するに至った思いを話してくださいました。
そしてそのためのツールとしてなぜ「特殊音節」を扱うのか等々、MIMの根幹に関わる考え方を、とても丁寧に説明してくださいました。
また栗原先生は、明日から使える具体的な方法や考え方について模擬授業を通して実践を惜しみなく紹介してくださいました。
講師の先生方の熱い思いに触れ、
「MIMって確か、読みの苦手な子どもに、拗音促音などの特殊音節の指導をするやつだ。」
から、
MIMって「拗音促音などの特殊音節の指導を、段階(個々のステージ)を追いながら継続的に積み上げていく事を通して、言葉に興味をもったり、自分に自信をつけたり、伝えたい気持ちをもったり、もっとやりたい気持ちをもったり…すべての子どもたちの学びたい気持ちを支える手立てなんだ。」
にかわりました。
MIMのポイントは、
通常の学級の中で、段階(個々のステージ)を追いながら継続的におこなっていくこと
です。
MIMを取り入れた国語の教科書が登場したり、すべての学校にとMIMを取り入れる自治体が出てきたりもしています。
海津先生は、現在は「システムとして自治体に取り入れていくこと」の研究をされているそうです。
また島根でも、MIMを学び、力を入れて取り組んでいる学校もあるようです。
ぽっとでは、学校のような授業を行うことやMIMをそのままに取り入れて行うことはできませんが、
学校の学びにリンクさせながら、学校や保護者やそして子どもと同じ方向を向いて、子どもの学びを支えていけるといいなあ…
目の前に読みで困っている子どもがいたら、MIMのエッセンスを取り入れながら、周囲の人々を巻き込んで支えていけるといいなあ…
なんてことを、空港に迎えにきてくれた姉と話しながら家に帰りました。
ATM2月の会
★開催日時
2019年2月24日(日)
10時から2時間程度
★場所
まなび舎ぽっと
★参加費
2000円(税込)
★定員
5名様→【残席 1名様】
…人数、別日開催のご相談可能です!
お問い合わせください。
★準備物
頭の下に敷くタオル
体が冷えやすい方は温かい格好や大判タオルなどをご用意ください。
動きやすい服装でお越しください。
★お申込み
manabi8potto@yahoo.co.jp
あるいは
LINE@から
アカウント→@ioy9412f
⇧⇧⇧1月の会の様子です⇧⇧⇧
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